歯根端切除術
先日歯根端切除術というオペをしました。 これは根尖病変という歯の先に膿が溜まった状態で、根管治療をしても治らない場合に行います。 この方は他院で根管治療後、型取りをして次回歯が入るというタイミングで画像のようなフィステルというニキビみたいな物ができて、セカンドオピニオンで来られました。 根管治療はさほど問題なさそうなのと、根管治療に時間がかなりかかったので患者さんの体力的な問題もあり、すぐに歯根端切除術を行う事になりました。 歯茎を開くと画像のように骨に穴が空いていて、膿の袋が丸見えでした。その部分を物理的に除去をして綺麗に洗浄して縫合しました。 当院は基本的にラバーダムとマイクロスコープ(歯科用顕微鏡を用いた精密根管治療を標準的におこなっています。 その上で、噛むと痛いなどの症状が治らなかった場合は歯根端切除術に移行しています。 根管治療は勿論ですが、親知らずやインプラントなどの外科処置が得意ですので、 何かお困りの際は志木駅前歯医者・コスモクリニックにご相談ください。 治療期間 4日 費用 保険診療 治療後のリスク 治療後にしみることがある・治療中に痛みが出ることがある・痛みが引くのに少し時間がかかる 院長川村英史
2023.08.06