今晩は。志木駅前歯医者・コスモクリニック院長川村英史です。
今日は親知らずが痛い方が来ました。前回のブログでも書きましたが、親知らずの痛みは大きく2つあります。一つは親知らずが虫歯になり神経の炎症を起こして痛むパターンで、もう一つは親知らず周りの歯茎が腫れるいわゆる智歯周囲炎です。
今回は歯茎周りの炎症が起きていて、なんとか抜いて欲しいという要望もあり(この症例ブログを見たという事でした。)すぐに抜歯をしました。勿論炎症が進んでいる時は麻酔が効きにくいという事がありますが、今回は軽度だったので麻酔もしっかり効いて、スムーズに抜歯を行う事ができました。
歯茎を切開し、見えてきた親知らずです。根っこが3つあるタイプでしたが、若かったので分割せずにスムーズに抜歯できました。これが骨としっかりくっついているタイプだと(いわゆる癒着です)なかなか大変で、歯を細かく分割したりしないといけません。そういう意味でも早めに親知らずを抜いておくのは大事です。
抜いた後は中を綺麗に洗浄し、縫合しました。当院では抜いた後に傷が綺麗に治るように5-0ナイロンという糸を使って縫合しています。価格がそれなりにするので、太い絹糸で縫合している医院も沢山あります。(因みに非常勤でお呼びしている口腔外科の村上先生にはナイロンを使っている旨をお話すると流石ですとお褒め頂きました。)
全部で10分くらいで抜歯は終わりました。親知らずでお困りの際は当院にすぐご相談ください。
治療期間 | 1日 |
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費用 | 保険診療 |
治療後のリスク | 術後に痛みが出ることがある・術後に腫れることがある |
志木駅前歯医者・コスモクリニック院長川村英史