前歯のセラミック治療

  今回は転んで歯を折ってしまった患者さんです。     写真は応急処置で折れた部分に仮の蓋がされている状態です。 歯の神経の部分まで折れていたことから、この症例では神経の処置も行いました。 この患者さんは若いこともあり、長く使えて見た目が綺麗なものをということでセラミックの被せ物を希望されました。     セラミックは天然の歯に近い色合いと質感が特徴。金属の詰め物や被せ物と違って、笑ったときにキラッと光る銀歯が気になることもありません。 今回のように前歯はもちろん、奥歯に使っても違和感がありません。 また、保険のプラスチック製の詰め物は時間とともに黄ばんでしまうことがありますが、セラミックは変色しにくく長持ち。美しさがずっと続くのもポイントです。 さらにセラミック治療では、精密な型取りと技術が求められるため、適合性が高く、虫歯の再発リスクが低いのもメリット。しっかりフィットするから、噛み心地も自然です。 当院ではセラミック専門ラボがあり専属の院内技工士も所属しているため、見た目、機能ともに優れた治療を行えます。 セラミック治療は見た目の美しさだけでなく、体への優しさや長期的な安心感まで兼ね備えた選択肢です。 少し費用はかかるかもしれませんが、その価値は十分あります。 また、保証もしっかりついていますので、安心してセラミックを選択していただけるかと思います。 是非一度ご相談ください   治療期間 1〜2ヶ月 治療費 121,000円 治療のリスク 治療後定期的なメンテナンスが必要である     安達 優匡

2025.05.13

虫歯になりにくい当院のセラミック治療について

まずは、こちらの写真をご覧ください。 こちらの写真は当院でセラミック治療を行った患者様のケースです。どこにセラミックインレー(セラミックの詰め物)が入っているか分かりますか? 正解はこちらです! 奥から2番目の中央付近にある大きな歯(第二大臼歯と言います)に、当院で作製したセラミックインレーが合着されています。 当院では院内にセラミック専門ラボがあり、専属の歯科技工士が常駐しております。歯科技工士と綿密なコミュニケーションを取りながら、補綴物(詰め物や被せ物のこと)の製作にあたっています。 お口の中の感覚はとても繊細で例えば髪の毛一本、口の中に入っただけでも違和感を感じてしまうと思います。セラミック治療やインプラント治療など、歯の治療のほとんどはお口の中にご自身の天然の歯とは形状の異なる人工物を新たに製作し、お口の中で違和感なく機能させるということが治療のゴールとなります。 当院では、すべての自費治療について当院専属の歯科技工士とタッグを組んで、患者様一人一人にオーダーメイドの治療を提供していきます。 そのほか当院では、セラミック治療だけではなく、他院では難しいようなインプラント症例も豊富なオペ実績を持っております。何かあれば埼玉志木駅前歯医者・矯正歯科 コスモクリニック 本院にいつでもご相談ください。 治療期間 1ヶ月 治療費 55,000円 治療のリスク 治療後定期的なメンテナンスが必要である 古田土 靖史  

2025.05.02

前歯のセラミック 昔の差し歯のやり替え

今回の患者さんの主訴は “昔つけた差し歯の縁が黒くなってきたのが気になる” とのことでした。 【初診時口腔内写真】 元々の被せ物は、表側がプラスチック・土台が銀歯のいわゆるレジン前装冠と呼ばれるもので、昔からある保険診療の一つです。 レジン前装冠のデメリットは、経年劣化していくと審美性の不良・土台の銀歯の下で虫歯が発生します。今回の患者さんも土台の下に虫歯がありましたが、早期の治療ができたので抜歯を避けることができました。   以下、治療経過です。 【仮歯セット】 ※根管治療も行っております。 反対側の側切歯と形を合わせ、立体感を持たせたんので、のっぺりした感じも改善させています。 仮歯の時期に、歯肉の形状を仮歯で整えたり、歯の痛みや嚙み合わせの違和感などが生じないかをみます。 仮歯なので色(シェード)は完璧ではありません。 【型取り】 シェードテイク(色合わせ)中の写真です。 当院では、院内技工を備えているため歯科技工士と密な連携が取れます。その結果、より完成度が高い被せ物が作成でき、患者さんの満足度も向上します。この症例では、色合わせが非常に難しく複数回、最終的な被せものの色調整を行っております。 歯の土台も金属ではなく、白の土台を使用したのでより良い審美性が得られます。 【プレミアムジルコニアクラウン セット】     向かって右上2番目がプレミアムジルコニアクラウンです。 周囲との差もなくセットできました。 【術前術後】   【治療期間】 根管治療:約3回 補綴物:仮歯(2回)、型取り、セット 【リスク】 被せ物の破折脱離、歯肉退縮、生活歯との経年的な色調変化、歯根破折 金属の土台は、昔の治療法なので虫歯のまま気づかず放置してしまうと最悪抜歯になることもあります。 【費用】 自由診療(詳しい金額はご相談ください)   10年以上経過している被せ物は内部で虫歯になっていたり、ブリッジでは歯根が割れていることもあります。 定期的な歯科受診で口腔内の健康を保ちましょう。   歯科医師 横江絢子

2025.05.02

最上級のプレミアムセラミッククラウン作製について

虫歯に強く、長持ちする被せ物(セラミッククラウンなど)を作成するためには、患者様の歯の形や歯列の状態をお口の外でも『できるだけ正確に』再現することが最も重要になります。   そこで当院のセラミックセンターでは、シリコン印象材という精度の高い印象材を使っております。 シリコン印象材とは、シリコーンポリマー(ポリシロキサン)を主成分とするゴム質の精密印象材で、最も操作性、細部再現性、印象精度に優れた歯科材料です。 以下に示す画像は、実際にシリコンで型取りを行なった際の写真です。   ピンク色のシリコン印象材が薄くなっている部分があると思います。その部分が歯根と歯茎の境目の部分まで型取りが出来ている箇所です。 当院のセラミックセンターでセラミック治療を行う際は、このシリコン印象材を使用することに加えて、精密な型取りの前準備として、歯茎の位置のコントロール『歯肉圧排』も行います。   これらの処置は患者様の目に触れない部分でありますが、最上級のセラミッククラウンを作成できるよう一つひとつの処置を丁寧に行なっております。 そのほか当院では、セラミック治療だけではなく、他院では難しいようなインプラント症例も豊富なオペ実績を持っております。何かあれば埼玉志木駅前歯医者・矯正歯科 コスモクリニック 本院にいつでもご相談ください。 治療期間 1ヶ月 治療費 121,000円 治療のリスク 治療後定期的なメンテナンスが必要である 古田土 靖史  

2025.03.08

セラミックインレー

左上の前から5番目の歯の虫歯治療をしました。 術前の写真の黒くなっている所が虫歯になっています。虫歯が大きく、1度仮蓋をして痛みが出ないか様子を見ました。 その次の来院時までに痛みが出ていなかったため形作りと型取りをして、セラミックの被せ物を作りました。 セラミックの被せ物をセット後の写真です。 色調が合っていて綺麗な仕上がりになっていると思います。  

2024.11.26

前歯の茶色い線 虫歯

今日は自由診療用CR(プラスチック)による虫歯治療についてお話しします。 右上2番目の前歯にもともとプラスチックが入っており、時間の経過とともにプラスチックの下に虫歯が再発してしまっていました。 虫歯除去し、自由診療用のゴムのマスクをかけたところの写真です。 自由診療用のCRで形を綺麗にしていきます。 研磨をし、終了です。 保険診療用と自費診療用のプラスチックの違いについてよく質問を頂きます。 プラスチックの精度の高さと色の再現性の高さが全く違います。 歯科用のプラスチック(CR)には、フィラーというものが含まれてます。 このフィラーの量が多いほど、より質の良いプラスチックです。 保険のプラスチックは、このフィラー量が少なくツナギの量が増えるため、プラスチックの劣化のスピードが早く、約2年で隙間ができます。 自由診療用のプラスチックは圧倒的にフィラー量が多いので、 ・重合収縮を抑える ・熱膨張係数を下げる ・機械的強度を上げる ・耐磨耗性を上げる 以上のような利点が伸びより質の高い治療ができます。 加えて、自由診療用のプラスチックは色の種類が豊富なので歯の色にぴったり合わせられます。   さらに私は、自由診療の場合はゴムのマスクをかけて、唾液や血液の流入を極限に抑えています。こうすることで、歯とプラスチックの接着率が上げられさらによい治療ができます。 保険診療でも自由診療でも虫歯という感染物を除去するのは同じです。ただその後の、修復物で得られる治療効果の増大は顕著です。 特に前歯の虫歯で、プラスチックの詰め替えを繰り返すとその分ご自身の歯質は少なくなります。 前歯で再治療がくり返すと色の差が目立つよつになります。 前歯のプラスチックが劣化して、茶色い線ができてしまってる方、ぜひご相談ください。 治療期間 1-2回 費用 自由診療 リスク しみる、かける、数年後のプラスチックの劣化 歯科医師 横江絢子

2024.11.11

歯肉移植(CTG)を行なった審美インプラント症例

この症例は、歯が割れてしまい抜歯→インプラントとなったケースです。 画像のように亀裂が入っており、抜歯となりました。 この割れてしまっている歯を抜歯して、インプラントを埋入します。埋入時にGBR(骨を足す処置)も行なっております。 埋入後、仮歯の位置決めを行い、調整を行います。仮歯の調整を行うのは、院内に常駐している『歯科技工士』です。歯科技工士というのは、国家資格を持つ歯の被せ物を製作するプロフェッショナルのことです。コスモクリニックには、院内に常駐の歯科技工士が在籍しているため、オペをしながら、オーダーメイドで患者さんに合った仮歯を作成することができます。クリニックに専属の歯科技工士がいない病院の場合、その場で適切な仮歯を作成することができないため、特に前歯の症例などは見た目に違和感のない綺麗な歯を作ることが難しい場合もあります。 今回のケースは、抜歯即時埋入という処置のためオペ当日に綺麗な歯が入ります。 歯科技工士さんに患者さん専用の歯を作ってもらっている間に、歯茎の移植の準備を行なっていきます。 今回のケースでは、インプラント埋入後にその部位の歯茎が下がってしまい、見た目が悪くなってしまうこと(歯が長くなる)が予測されたため、その部分に奥歯付近の歯茎を移植することにしました。 奥歯付近の歯茎は硬く、一部移植用に切り取ってしまっても、1ヶ月程度で元通りになります。その歯茎をインプラントを埋入する部分に移植します。 移植直後の画像です 移植1ヶ月後の画像です。 この後、数ヶ月経過観察を行い問題なければ、セラミックの被せ物に置き換えていきます。 インプラントのオペについては、歯を入れて終わりではなく、その後長期的にメンテナンスを行なっていくことが非常に重要です。 当院では、インプラント治療終了後メンテナンスを定期的に行なっております。適切なメンテナンスを行うことで、インプラントの寿命が大きく変わってきます。 また、今回のケースは、GBR(骨を足す処置)やCTG(歯茎の移植)などの高度な外科処置を行なっております。 前歯のインプラントなど審美的にシビアなケースでは、上記のような高度な処置が必要になります。当院では、このような高難度のインプラントオペに精通したドクターが多数在籍しておりますので、他院では難しいインプラントケースなどお気軽にご相談ください。 治療期間 約6ヶ月〜 治療費 自費診療(詳しくはお問い合わせください) 治療のリスク 周囲炎のリスクがある 志木の歯医者|志木駅前歯医者・コスモクリニック 古田土 靖史

2024.11.07

セラミックインレー

左上の前から5番目の歯の虫歯治療をしました。 術前の写真の黒くなっている所が虫歯になっています。虫歯が大きく、1度仮蓋をして痛みが出ないか様子を見ました。 その次の来院時までに痛みが出ていなかったため形作りと型取りをして、セラミックの被せ物を作りました。 セラミックの被せ物をセット後の写真です。 何かお困りのことがありましたら、担当医までご相談ください。   治療期間 3回 費用 自費診療 治療後のリスク 治療後にしみることがある・被せ物が欠ける可能性がある 佐藤

2024.07.20

歯を残す治療

  今回はむし歯が大きく、本来なら抜歯になってしまう歯を残す処置についてご紹介します。 通常むし歯によって歯の大部分がなくなり、歯茎の下まで歯質がなくなってしまった場合や、根っこだけになってしまった場合は被せ物が入れられず抜歯になります。 しかし、クラウンレングスニングという処置を行うことで抜歯の診断された歯を残せる可能性があります。   写真の患者さんは左上の小臼歯がむし歯によって歯質の大部分がなくなっています。 本来であれば抜歯になり、ブリッジか入れ歯になってしまいます。 クラウンレングスニングとは、歯の周りの歯ぐきを切除し骨を削ることにより、通常では届かない部位のむし歯を除去でき、被せ物を入れるために必要な歯の長さを獲得できます デメリットとしては、歯ぐきの位置が下がるため、治療した歯の周囲に知覚過敏症状が出ることがあります。     写真の患者さんは処置後仮歯にて歯ぐきの治りを待っていて、今後セラミックの型取りをしていく予定です。   治療期間 約1、2ヶ月 治療費 自費診療(詳しくはお問い合わせください) 治療のリスク 被せ物がかけるリスクがある 安達

2024.07.08

虫歯治療したのにもう一度虫歯になった

虫歯治療を終えたのに被せ物の下で虫歯が再発したと歯医者でいわれたことはありませんか。 この症例は、銀歯の下に虫歯が再発しているのを発見し、歯の形を整えた後、セラミックによる治療を行いました。 銀歯による治療は、歴史も深く銀歯も丈夫で良いところもあります。しかし、銀歯と歯質をくっつけるためのセメントが経年的に剥がれ銀歯の下で虫歯が再発してしまうことがあります。 一度、歯質を削って詰め物を詰め、それでその後、一生虫歯にならないことはありません。再発を少しでも減らすには、虫歯をしっかり除去し、虫歯を再発しにくい材料で修復、そして継続的なメンテナンスが非常に大切になります。 セラミックは、材質的にプラークが除去しやすい表面正常をしており、セメントが剥がれ落ちる心配も銀歯に比べ少ないです。さらに見た目も天然の歯質に近しいです。 再治療が連続すると、削る歯質がどんどん増えてしまい、最悪の場合、歯の根しか残らなくなり、抜歯を宣告されてしまうケースもあります。そうならないために、虫歯治療の際もしっかりとお話ししてから最善の治療法をご提案しますので、いつでもご相談下さい。 治療期間 約2回 治療費 自費診療(詳しくはお問い合わせください) 治療のリスク 被せ物が欠けてしまう場合がある 横江

2024.05.25

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