ボトックスの主成分であるボツリヌストキシンは、神経と筋肉の接合部で働く神経伝達物質「アセチルコリン」の放出を抑制する作用があります。
通常、脳からの指令は神経を通じて筋肉に伝わり、神経終末からアセチルコリンが放出されることで筋肉が収縮します。ボトックスは、この神経伝達を一時的にブロックすることで、筋肉の過剰な収縮を抑えます。
ボトックス治療は、ボツリヌストキシンという薬剤を注射することで、筋肉の過剰な緊張を和らげる治療法です。
当院では、歯ぎしりや食いしばりによる顎の痛み、エラの張り、ガミースマイル(笑ったときに歯茎が見えすぎる状態)の改善に使用しています。総合歯科として、口元の機能と審美性の両方を重視した治療を提供します。
ボトックスの主成分であるボツリヌストキシンは、神経と筋肉の接合部で働く神経伝達物質「アセチルコリン」の放出を抑制する作用があります。
通常、脳からの指令は神経を通じて筋肉に伝わり、神経終末からアセチルコリンが放出されることで筋肉が収縮します。ボトックスは、この神経伝達を一時的にブロックすることで、筋肉の過剰な収縮を抑えます。
歯ぎしりや食いしばりは、咬筋(こうきん)という顎の筋肉が過度に緊張することで起こります。咬筋は、下顎骨と頬骨をつなぐ強力な筋肉で、食べ物を噛む際に重要な役割を果たしています。
しかし、この筋肉が過剰に発達したり、常に緊張状態にあったりすると、歯ぎしりや食いしばりが起こりやすくなります。
ボトックスを咬筋に注射することで、筋肉の過剰な収縮が抑えられ、歯ぎしりや食いしばりの強さが軽減されます。筋肉の働きを完全に止めるのではなく、適度に弱めるため、食事や会話などの日常動作には影響がありません。
また、筋肉の過剰な発達を抑えることで、エラの張りも改善され、フェイスラインがすっきりとした印象になります。
ガミースマイルの場合は、上唇を持ち上げる筋肉(上唇挙筋や上唇鼻翼挙筋)が過剰に働くことで、笑ったときに歯茎が大きく露出します。
ボトックスをこの筋肉に注射することで、上唇の動きを適度に抑え、歯茎の見える範囲を減らすことができます。
歯ぎしりや食いしばりは、睡眠中や集中しているときに無意識に行われることが多く、自分では気づきにくい習慣です。
医学的には「ブラキシズム」と呼ばれ、長期間続くと、歯が削れたり、歯の根元が割れたり、顎関節症を引き起こしたりするリスクがあります。歯ぎしりによって歯が削れると、エナメル質が薄くなり、知覚過敏を引き起こします。
また、歯の噛み合わせる面が平らになることで、噛む効率が低下したり、顎の位置がずれたりすることもあります。食いしばりが強い場合は、歯の根元に過度の力がかかり、歯根破折を起こすリスクもあります。歯根破折は、歯を失う原因の一つであり、予防が重要です。
咬筋が発達してエラが張ると、顔が四角く見えたり、老けた印象を与えたりすることがあります。また、咬筋の過剰な緊張は、頭痛や肩こりの原因にもなります。咬筋は側頭筋や首の筋肉と連動して働いているため、咬筋の緊張が他の筋肉にも影響を与えるのです。
従来の治療法としては、マウスピース(ナイトガード)を使用する方法が一般的ですが、マウスピースは歯を保護する効果はあっても、筋肉の緊張そのものを和らげることはできません。
ボトックス治療は、筋肉の緊張を根本から軽減するため、歯ぎしりや食いしばりの頻度や強さを減少させることができます。
施術は、咬筋に数か所、細い針で薬剤を注射します。注射部位は、頬骨の下から顎のラインにかけての咬筋が最も発達している部分です。
定期的に施術を受けることで、筋肉の発達を抑え、長期的に顎の負担を軽減できます。
ガミースマイルは、笑ったときに上の歯茎が3mm以上見える状態を指します。原因はさまざまで、上唇を持ち上げる筋肉が過剰に働く場合、上顎の骨が長い場合、歯が短い場合、上唇が薄い場合などがあります。
当院のボトックス治療は、筋肉の働きが原因である場合に効果を発揮します。
上唇を持ち上げる筋肉には、上唇挙筋、上唇鼻翼挙筋、小頬骨筋などがあります。これらの筋肉が過剰に収縮すると、笑ったときに上唇が必要以上に持ち上がり、歯茎が大きく露出します。ボトックス治療では、これらの筋肉の働きを適度に抑えることで、上唇の挙上量を調整します。
施術は、鼻の脇から唇にかけての筋肉に、ごく少量のボトックスを注射します。注射する部位や量は、患者さんの筋肉の発達具合や、どの程度改善したいかによって調整します。上唇を持ち上げる筋肉の動きを適度に抑えることで、笑ったときの歯茎の露出を減らすことができます。
ガミースマイルの原因が骨格や歯の長さにある場合は、ボトックス治療だけでは十分な効果が得られないことがあります。その場合は、矯正治療や歯肉整形、セラミック治療などの他の治療法を組み合わせることで、より効果的に改善できます。
当院では、総合歯科としてさまざまな治療法を提案できるため、患者さんに最適な方法をご案内します。
医療用ボトックスは、世界中で美容医療や医療目的で広く使用されており、適切に使用すれば安全性の高い治療法です。ただし、注射部位に一時的な腫れや内出血が生じることがあります。これらの症状は通常、数日以内に自然に消失します。
稀に、注射部位の近くの筋肉に薬剤が広がり、意図しない筋肉の動きが弱まることがあります。
たとえば、ガミースマイルの治療で上唇の動きが弱くなりすぎたり、咬筋の治療で一時的に噛む力が弱く感じたりすることがあります。しかし、これらの症状も一時的で、4〜6か月で自然に元に戻ります。
以下に該当する方は、事前にご確認ください。
これらの薬を服用している場合、薬剤の効果が強く出る可能性があります。
A.医療用ボトックスは、適切な量を適切な部位に注射すれば、安全性の高い治療法です。世界中で美容医療や医療目的で広く使用されており、重篤な副作用の報告はほとんどありません。ただし、妊娠中や授乳中の方、神経筋疾患のある方は施術を受けられない場合があります。
A.施術当日は、注射部位を強く押したり、マッサージしたりしないでください。薬剤が周囲に広がり、意図しない部位に影響を与える可能性があります。また、施術後3〜4時間は、激しい運動や長時間の入浴、飲酒を避けることをお勧めします。
A.効果は注射後2〜3日から現れ始め、1〜2週間で最大の効果を実感できます。即効性はありませんが、徐々に筋肉の緊張が緩和されていくため、自然な仕上がりになります。
A.適切な量を適切な部位に注射すれば、表情が不自然になることはありません。当院では、患者さんの顔の筋肉の動きを詳しく診察し、最小限の量で最大の効果が得られるよう調整しています。もし効果が強すぎる場合でも、4〜6か月で自然に元に戻ります。
A.効果の持続期間は4〜6か月程度のため、年に2〜3回の施術が一般的です。定期的に施術を受けることで、筋肉の過剰な発達を抑え、長期的に効果を維持できます。ただし、個人差があるため、効果の持続期間を見ながら適切な間隔をご提案します。
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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| 14:00-19:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ※ | ※ |
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