前歯のホワイトニング

本日はウォーキングブリーチの紹介です。 ウォーキングブリーチとは根管治療終了後に行う、1歯単位のホワイトニングです。 本症例は長年歯の色が気になっていた患者様になります。 まず根管治療を行い密に根管充填(根管内にお薬を詰める処置)をします。 その後患歯にブリーチング剤を塗布します。 1週間ごとに観察し、繰り返し薬品の交換を2〜3回行います。 1ヶ月後 一度白くなっても後戻りする場合があるため、定期的な検診が大切になります。   齊藤

2025.01.10

失われた歯肉の回復 歯冠側移動術

今回は失われた歯肉の回復についてです。 加齢変化や矯正治療、機械的刺激によって歯肉退縮がおき、それに伴い知覚過敏や審美障害を訴える患者さんは非常に多いです。 残念ながら、失われた歯肉は勝手に復活することありません。そのため、知覚過敏のお薬を定期的に塗布し症状緩和を試みたり、補綴物を新しく作り替えるケースが多いです。 ただし、このような治療法にも限界があり、知覚過敏に加え審美障害が重い場合、歯肉を外科的・物理的に回復する術をご提案することもあります。 【術前・術後】 下の前歯2本に歯肉退縮を認め審美障害を引き起こしております。 口蓋からの歯肉を移植弁とし、患部に移植し歯肉のボリュームと位置を回復させます。 【術中】 トネリングによる剥離。 移植弁の採取。 移植弁の移植。 歯冠への歯肉挙上。 このような術式は、いわゆる、結合組織移植術や歯冠側移動術といいますが、今回の術式は、トンネリング・VISTAといったオペ法を選択しています。 トンネリング・VISTA法は、切開範囲が非常に小さいです。侵襲度が低いので移植部からの出血が少なく、さらに歯肉の移動量(回復量)が多いため、審美的回復が高い術式とされています。 全てのケースで今回のような治療法が適応とは限りませんので、歯茎の退縮や被せ物の不適が気になる方はご相談下さい。 歯科医師 横江絢子 費用:自由診療(要相談) 期間:歯周検査、レントゲン検査、口腔内写真の記録を行い診断へ→結合組織移植術が適応と診断→専門的なクリーニング→オペ(審美・知覚過敏を回復する目的)→経過観察→糸取り→経過観察 リスク:出血、感染、移植弁の壊死、再発(歯肉退縮は、噛み合わせやブラッシングによるものもあるため、日常生活の中で再び歯肉退縮が生じてしまうことがあります)、糸のほつれ、疼痛、腫脹、内出血、神経障害

2025.01.03

メンテナンス

  歯を失う原因の第1位は「歯周病」です。 歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。 歯と歯茎の境目の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し、炎症が起き歯周病が進行していきます。 そのため停滞している細菌を除去し続けることで、歯周病の進行を防ぐことができます。 定期検診では ・虫歯と歯周病のチェック ・治療後の経過観察 ・歯のクリーニング、歯石の除去 ・ブラッシング指導     上記の写真は治療が終わりメンテナンスをしている患者さんですが、1年経過しレントゲンを撮影しました。   右下の根っこの治療をした部分が治癒していることを確認できました。 他の部分についても良い状態を維持できています。 当院では通常のメンテナンスに加えて、唾液検査や咬合圧検査(噛み合わせの力)など、多方面からの予防に力を入れていますので、ぜひお問い合わせください。  

2024.12.27

銀歯の下の虫歯治療

初診時のパノラマ写真です。 左上7番の銀歯に注目します。 青丸のところが銀歯の下の虫歯、赤丸のところが銀歯のマージン不適です。 銀歯を外して中の虫歯を取り、プラスチックの材料で治療しました。 症例によっては、被せ物を作り直さなくても治療できる場合があります。ご相談ください。 佐藤

2024.12.26

インプラント治療のCT上でのプランニング

インプラント治療を行う際、コスモクリニックでは綿密な事前準備を行います。 上記の画像のように、CTを撮りその画像を用いて治療の計画を立てます。 CTとは、歯科領域の診断に特化した三次元断層画像を構築する装置のことです。 特殊な撮影方法を用いて得た複数の二次元の撮影画像から、三次元画像を再構築します。 この技術を用いて歯科用CTでは、歯が失われた部分の骨の厚みや深さ、上顎洞や下顎管までの距離を0.1ミリ単位で正確に計測し、歯牙や下顎骨の形態の三次元的イメージを把握できます。 インプラントオペのプランニングができたらいよいよ、インプラント埋入手術です。 事前にCT上にてプランニングを済ませているため、より安全にオペを進めることができます。 術後の様子です。 治療期間 約6ヶ月から1年程度 治療費 自費診療(詳しくはお問い合わせください) 治療のリスク 周囲炎のリスクがある そのほか当院では、他院では難しいようなインプラント症例も豊富なオペ実績を持っております。何かあれば埼玉志木駅前歯医者・矯正歯科 コスモクリニック 本院にいつでもご相談ください。 古田土 靖史

2024.12.26

セラミックインレー

左上の前から5番目の歯の虫歯治療をしました。 術前の写真の黒くなっている所が虫歯になっています。虫歯が大きく、1度仮蓋をして痛みが出ないか様子を見ました。 その次の来院時までに痛みが出ていなかったため形作りと型取りをして、セラミックの被せ物を作りました。 セラミックの被せ物をセット後の写真です。 色調が合っていて綺麗な仕上がりになっていると思います。  

2024.11.26

前歯の茶色い線 虫歯

今日は自由診療用CR(プラスチック)による虫歯治療についてお話しします。 右上2番目の前歯にもともとプラスチックが入っており、時間の経過とともにプラスチックの下に虫歯が再発してしまっていました。 虫歯除去し、自由診療用のゴムのマスクをかけたところの写真です。 自由診療用のCRで形を綺麗にしていきます。 研磨をし、終了です。 保険診療用と自費診療用のプラスチックの違いについてよく質問を頂きます。 プラスチックの精度の高さと色の再現性の高さが全く違います。 歯科用のプラスチック(CR)には、フィラーというものが含まれてます。 このフィラーの量が多いほど、より質の良いプラスチックです。 保険のプラスチックは、このフィラー量が少なくツナギの量が増えるため、プラスチックの劣化のスピードが早く、約2年で隙間ができます。 自由診療用のプラスチックは圧倒的にフィラー量が多いので、 ・重合収縮を抑える ・熱膨張係数を下げる ・機械的強度を上げる ・耐磨耗性を上げる 以上のような利点が伸びより質の高い治療ができます。 加えて、自由診療用のプラスチックは色の種類が豊富なので歯の色にぴったり合わせられます。   さらに私は、自由診療の場合はゴムのマスクをかけて、唾液や血液の流入を極限に抑えています。こうすることで、歯とプラスチックの接着率が上げられさらによい治療ができます。 保険診療でも自由診療でも虫歯という感染物を除去するのは同じです。ただその後の、修復物で得られる治療効果の増大は顕著です。 特に前歯の虫歯で、プラスチックの詰め替えを繰り返すとその分ご自身の歯質は少なくなります。 前歯で再治療がくり返すと色の差が目立つよつになります。 前歯のプラスチックが劣化して、茶色い線ができてしまってる方、ぜひご相談ください。 治療期間 1-2回 費用 自由診療 リスク しみる、かける、数年後のプラスチックの劣化 歯科医師 横江絢子

2024.11.11

歯肉移植(CTG)を行なった審美インプラント症例

この症例は、歯が割れてしまい抜歯→インプラントとなったケースです。 画像のように亀裂が入っており、抜歯となりました。 この割れてしまっている歯を抜歯して、インプラントを埋入します。埋入時にGBR(骨を足す処置)も行なっております。 埋入後、仮歯の位置決めを行い、調整を行います。仮歯の調整を行うのは、院内に常駐している『歯科技工士』です。歯科技工士というのは、国家資格を持つ歯の被せ物を製作するプロフェッショナルのことです。コスモクリニックには、院内に常駐の歯科技工士が在籍しているため、オペをしながら、オーダーメイドで患者さんに合った仮歯を作成することができます。クリニックに専属の歯科技工士がいない病院の場合、その場で適切な仮歯を作成することができないため、特に前歯の症例などは見た目に違和感のない綺麗な歯を作ることが難しい場合もあります。 今回のケースは、抜歯即時埋入という処置のためオペ当日に綺麗な歯が入ります。 歯科技工士さんに患者さん専用の歯を作ってもらっている間に、歯茎の移植の準備を行なっていきます。 今回のケースでは、インプラント埋入後にその部位の歯茎が下がってしまい、見た目が悪くなってしまうこと(歯が長くなる)が予測されたため、その部分に奥歯付近の歯茎を移植することにしました。 奥歯付近の歯茎は硬く、一部移植用に切り取ってしまっても、1ヶ月程度で元通りになります。その歯茎をインプラントを埋入する部分に移植します。 移植直後の画像です 移植1ヶ月後の画像です。 この後、数ヶ月経過観察を行い問題なければ、セラミックの被せ物に置き換えていきます。 インプラントのオペについては、歯を入れて終わりではなく、その後長期的にメンテナンスを行なっていくことが非常に重要です。 当院では、インプラント治療終了後メンテナンスを定期的に行なっております。適切なメンテナンスを行うことで、インプラントの寿命が大きく変わってきます。 また、今回のケースは、GBR(骨を足す処置)やCTG(歯茎の移植)などの高度な外科処置を行なっております。 前歯のインプラントなど審美的にシビアなケースでは、上記のような高度な処置が必要になります。当院では、このような高難度のインプラントオペに精通したドクターが多数在籍しておりますので、他院では難しいインプラントケースなどお気軽にご相談ください。 治療期間 約6ヶ月〜 治療費 自費診療(詳しくはお問い合わせください) 治療のリスク 周囲炎のリスクがある 志木の歯医者|志木駅前歯医者・コスモクリニック 古田土 靖史

2024.11.07

ラバーダム防湿について

ラバーダム防湿とは、根管治療する歯のみをゴムのシートで隔離し、唾液や浸出液などにいる細菌が入らないようにし、器具の誤飲などを防ぐために行う方法です。 そのため、ラバーダム防湿をした方が、しないよりも治療成功率は上がります。 口全体がゴムのシートに覆われるので鼻呼吸できない方や、ラテックスアレルギーがある方には使用できない場合があるのでご相談ください。 佐藤

2024.10.14

レントゲン撮影

  今回はレントゲン写真についてです。 当院では基本的に初診時にパノラマX線写真という上下の歯全体が撮影され、歯並びや顎の骨の内部の病気の有無を確認するレントゲン写真を撮影します。 レントゲン写真では直接見るできない部分の病変や情報をしっかりと把握することができ、患者さんに今後の治療において適切な診断や助言が行えます。 しかし、レントゲンと言われると放射線被曝を心配される方も多いと思われます。 パノラマでは1回の撮影で0.04ミリSvとなっています。 健康診断で受ける胸のレントゲン撮影の場合は0.05ミリSvと言われています。 また、人が生きているだけでももともと自然界からある程度の量の放射線を受けていますが、日本では平均1.5ミリSvとされています。 放射線によるガンなど悪性腫瘍の過剰発症は年間100ミリSvを越えなければみられないといわれています。 以上のことからも医科、歯科問わず治療に必要なレントゲン撮影は安心して受けていただければと思います。 レントゲンと聞くと、どうしても身体への影響が心配になったり、撮影の必要性について疑問を感じることがあるかもしれません。しかし目で見えない部分の情報を得るために、レントゲン撮影は効果的ですし、安全性も高いです。 また、無闇に撮影しているわけではなく必要に応じて撮影させていただいておりますので、ご安心ください。

2024.10.08

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