今回は根管治療についてです。
MTAセメントとは、二酸化ビスマス・ケイ酸二カルシウム・ケイ酸三カルシウム・アルミン酸カルシウムを主成分とした材料です。
また強いアルカリ性を保ち、殺菌効果もあります。
さらに硬化をしながら膨張する性質があるため、隅々まで緊密な封鎖が可能となり、隙間なく埋める事で細菌の繁殖を抑制できます。
今回の症例では、歯の根っこの部分に沿って骨がなくなっているのが確認できました。
こういう場合は充填されている古い材料を取り除くと膿の匂いがします。
ラバーダム、マイクロスコープを使用して複数回根管内の感染した歯質を除去しMTAセメントを充填しました。
その後撮影したレントゲン写真では、骨が徐々に回復してきているのがわかります。
保存が難しい歯でもMTAセメントであれば残せるかもしれません。
ぜひ当院にご相談ください。
ください。
治療期間 |
1~2ヶ月 |
治療費 |
自費診療(詳しくはお問い合わせください) |
歯科医師 安達